自らで、選ぶこと。- 秋の薬草と無農薬果実の銀河シロップ -

昨日は糸島にて、今年の秋1回目の薬草と無農薬果実の銀河シロップ作りと、薬草化粧水作りのワークショップでした^^

(銀河シロップとは?というかたはこちらをどうぞ)



今回シロップに使ったのは...

・糸島のわかまつ農園さんの、無農薬青甘夏

・糸島の高倉農園さんの、無農薬生姜

・わたしの実家の、無農薬柚子

・大分の採れたて無農薬カボス

・朝採れの、エビヅル(山葡萄の一種)、よもぎ(若葉、蕾)、犬蓼の花、ゴールデンロッドの蕾、ローズマリー、たんぽぽ、露草、イヌガラシなど。



葡萄(えび)色の蔓と書く、エビヅルは、少しだけでもシロップに入れてあげると、とても綺麗なマゼンダ色になります。



銀河シロップ作りではまず、90分以上、しっかり理系の発酵学から、命の話までをさせていただきます。

そのあとみんなで和気藹々と、それぞれ思い思いの素材を選んでもらい、ブレンドスタート。

昨日も和やかで、こどもたちは可愛く、おとなも童心に還って、素敵なひとときとなりました。

主催のハレノヒ〈親子の五感を育む店〉の晴奈さん、いつもありがとうございます^^

(ちなみに晴奈さんの作るおにぎりやお味噌汁はとにかく絶品なのです、小さい子をお持ちのママさんたちにはぜひおすすめしたい!思い出してお腹が空きました...)


*ワークショップは全国出張していますのでご興味あればお問い合わせくださいね。



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「自らで選ぶ」こと。


私はどのワークショップでも、”選んでもらう” ことを大切にしています。

銀河シロップならば、たっくさんの季節の薬草たちの中から、好きなものを。

薬草化粧水ならば、50種類くらいのエキスに、30種類ほどの精油に...

薬草虫除けスプレーでも、虫刺されローションでも、薬草オイルでも、必ず、

色々な素材をできる限り準備して、それを効能と、そして何より[ 感性 ]の部分から選んでいただいています。

とにかく、好きなもの、心地よいもの、ピンとくるものを、

自らで感じて、触れて、選びとって欲しくて。



なぜならば... こんなこと聞いたこと、ありませんか?


"

小学校→個性は認めない

中学校→個性は認めない

高校→個性は認めない

大学→個性的な人かっこいい

就活→あなたの個性を見せて

社会人→個性は認めない

"

(from twitter)


まさに、今の日本の教育、社会はこの傾向があると思うのです。

「日本は〜」という文脈はあまり好きではないし、もちろん日本だけではないし、人にも環境にもよるけれど。

でも人生のうちの8年ほどをアメリカで過ごした私としては、やはり日本は画一化を求める社会的プレッシャーがとても強いと感じます。

島国で、遺伝子の差異も小さめで、隣と自分を比較しやすいですから。。。


そしてその社会構造が生んだものは、

"自分が何をしたいのかわからない"、

という現象なのでは?と感じています。


また、今の都会の住環境は、生物のそれとしてはあまりに不自然です。涙。

人と人との距離は近すぎ、夜も電気が煌々とつき、車や室外機の音、自然と完全に切り離された満員電車や住まいは、どうしても外的ストレスが多く、それを遮蔽するためにはある程度心や感性をシャットダウンせざるを得ません。

感情も五感も敏感にしていたら、到底耐えられませんから。


(糸島に移住してから、福岡の友人に、”東京の人は怖かった!満員電車では押し合うし、足を踏んでも知らんぷりだし!”と言われましたが、それは東京の人がいじわる、というよりは、心を守るために色々な感性を鈍化させた結果だと思います。)


そうするとますます、

"自分が何をしたいのかわからない"。


「こうするのが正解」

「こうするれば負けない」

「こうすれば”ちゃんと”してる」etc...

という有形無形の圧の中で育って、

生活をしていくために、一生懸命空気を読むために、

”ちゃんと”嫌なことも我慢して、

なおかつ普段の生活の中でも五感をあえてくぐもらせて、

心と感性を麻痺させていって。


決して何かを偉そうに言える立場ではありませんが、

わたしはよく「自分のいきたい道がわからないんです」「したいことがわからない、どうしたらいいですか」というご相談を頂きます。

そしてその度に、仕方ないよ、だってそうやって生きるようにいざなわれてきたんだもん、と思います。(自分自身も含めて、ね)


好きなものを丁寧に選んでみること


そんな時にお伝えさせていただくのが、

”ごくごく小さなものからでいいから、好きなものを選んでみてはどう?” という小さな、小さな提案です。



〜すべきだから、という判断基準から、

〜したいから、というニュースタンダードへ。

シフトチェンジしていくための、小さくても勇敢でパワフルな第一歩。


大脳皮質で決定してたものごとを、ハートで決めていく!

そんな感じでしょうか^^


最初から、仕事とか、生き方とか、大きくて難しいことを決めたりはせず...

まずはカフェで(値段じゃなくて)どんなドリンクを選ぶのか、

(いつも使っている道じゃなくて)今日はどんなルートでスーパーに向かうのか、

今日のお茶の予定には(前から約束していたとしても)本当に行くの?心、動いてる?って。


薬草のワークショップでも同じ。

今日は、今のあなたは、どんな植物の花に今心がときめいたの?

琴線に触れたのは、どんな色や香り?

好きな感触は、トップノートは、残り香は・・・?って。

ひとつ、ひとつ。

自分の中のしばらく使っていなかったアンテナのほこりを、ふっと吹きながら。

自身の中の方位磁針を手に。


そうやって自分の心地よい、を丁寧に掬っていくことで、

自分のアンテナはどんどんピカピカになっていって、

不思議と、自然と、自分はなにをしたくて、何をしたくないのか、

少しずつ霧が晴れてくるのではないでしょうか。


人生は、心は、自分による自分だけのためのセレクトショップ。

だからこそ、ひとつひとつ、本当に自分のお気に入りの愛でられるモノ・コト・ヒトで満たしていって、

いつか大いなる循環に戻るその日には、心のセレクトショップを愛おしさと感謝でいっぱいにして旅立ちたい。


私は、そう、思います!


with love and care,

ブレンド野草茶 - suu - /薬草ハーバリスト

Miho



銀河シロップ美味しい...♡

 - suu - (スー) は...

  

月に愛された薬草、蓬〈よもぎ〉香る、お茶のブランドです。

 

九州の野山に自生する、よもぎの柔らかな緑葉をひとつひとつ手摘みし、ブレンド。

お茶の素材は一つ残らずすべて、認定オーガニック、野に自生する天然のもの、あるいは栽培期間中農薬不使用の厳選した素材のみ。
それぞれの植物たちが、もっとも美しい表情を見せてくれるよう、一つ一つ独自の方法で乾燥、裁断、熟成、焙煎作業をほどこしています。


すべてのお茶は、ノンカフェイン。

採取から箱詰めまで、すべて手しごとだけで、丁寧に丁寧に。

海と山に恵まれた、美しい糸島から、ちょっと特別なお茶をお届けします。

 

これは、野草茶への誇りと敬愛を込めた、再定義。

今までの野草茶のイメージが変わるような、心ほどける不思議な一杯へ、ようこそ。

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