満月を描く - 平成最後の、満月に寄せて -


どうやってお茶をつくるのかと尋ねられるけれど、

“円を描く”のです、としかいいようがない。


たとえるならばヨガに少し似ている、

ポーズは、自分の中の照準みたいなものを合わせていく作業だから。

ただただ内に向かって、追い求めてゆく作業。


お茶も同じ、

よもぎと向き合う、呼応し合うように焙煎する、ごくごく少しずつ、

選別し、和える、

湯を注ぐ、その瞬間昇り立つ香りから、順繰りにやってくる様々なる味わい、舌触り、滑らかさ、甘み、色、

これらがひとつの点から始まって、わたしのなかでぐるり円を描いていく。

まるで、今宵のうつくしい満月のような、そんな円を。


口に含んだときに感じる欠け、余剰なふくらみあれば、まぁるくまるく、一筆書きのように滑らかでおおらかな円になるまで、

焙煎、選別、調合を繰り返し、わたしのなかでぐるうりと円を描いていく。


調合は毎回違う、よもぎの表情にあわせてゆくから。


なんども満月を描きたくなるような、そんな月に出逢うことはそうそうない。


ただ和えるだけでお茶はつくれるけれども、

満月にはならない、

だから- suu -は寡作、たくさんの種類はない、

でも出逢ったらそれは運命、

だから作り続ける。


なぜお茶をつくるのかとも尋ねられる、

それは、

それは、呼応するため。


あなたのなかの宇宙と呼応する、そんな満月を描くため。




 - suu - (スー) は...

  

月に愛された薬草、蓬〈よもぎ〉香る、お茶のブランドです。

 

九州の野山に自生する、よもぎの柔らかな緑葉をひとつひとつ手摘みし、ブレンド。

お茶の素材は一つ残らずすべて、認定オーガニック、野に自生する天然のもの、あるいは栽培期間中農薬不使用の厳選した素材のみ。
それぞれの植物たちが、もっとも美しい表情を見せてくれるよう、一つ一つ独自の方法で乾燥、裁断、熟成、焙煎作業をほどこしています。


すべてのお茶は、ノンカフェイン。

採取から箱詰めまで、すべて手しごとだけで、丁寧に丁寧に。

海と山に恵まれた、美しい糸島から、ちょっと特別なお茶をお届けします。

 

これは、野草茶への誇りと敬愛を込めた、再定義。

今までの野草茶のイメージが変わるような、心ほどける不思議な一杯へ、ようこそ。

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